ニラの選び方|新鮮さを見分ける5つのチェックポイント【八百屋が解説】

ニラの選び方

「新鮮でおいしいニラを見分けられるようになりたい。選び方のポイントを知りたい。」

今回はこんな要望に答えていきます。

この記事で学べること

  • 新鮮で美味しいニラを選ぶ方法がわかる
  • 八百屋の目利きのポイントを学べる
青髪のテツ

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目次

ニラの選び方

ニラの選び方

新鮮でおいしいニラは、5個のポイントで見分けましょう。

  • 葉の幅が広い
  • 葉先までピンとしている
  • 鮮やかな緑色
  • 根本の切り口がみずみずしい
  • 根本を持っても大きく曲がらないほどハリがある

それぞれ簡単に説明します。

葉の幅が広い一番ニラを狙う

ニラは葉の幅が広いモノを選ぶ

おいしいニラを選ぶなら、葉の幅が広いものを買いましょう。茎の一番太い部分が1cmを超える個体は、甘みが強い一番ニラの可能性が高くなります。一番ニラは2月頃に出回ります。

ニラは収穫された順番により、1番〜3番ニラと規格が違い、特に「一番ニラ」は別格のおいしさなんです。なんと、一番ニラの糖度はイチゴを超える8度以上と言われています。

1cmと言われても・・・。という方は1円玉の半径が約1cmなので参考にしましょう。

ニラは1円玉と比較して選ぶ

葉先までピンとしていて全体的に鮮やかな緑色

葉先までピンとしていて全体的に鮮やかな緑色

私が仕事でニラの鮮度チェックをするときは、葉先の状態をチェックします。

葉物野菜は鮮度が落ちてくると葉先がしおれ、黄色く変色していきます。葉先までピンとしていて、鮮やかな緑色のニラを選びましょう。

葉先の状態をよく見ることで、毎回鮮度バツグンのニラを選ぶことができますよ。

根本の切り口がみずみずしい

ニラは切り口がみずみずしいものを選ぶ

また、切り口がみずみずしいものは、収穫から時間が経っていない鮮度が良いニラの証です。

ニラにかぎらず、野菜はヘタや茎をカットされて収穫されます。その切り口の状態を見ることで収穫からどのくらい時間が経っているのかチェックすることができます。

ニラは切り口が、淡い緑色でみずみずしいものを選ぶと良いですよ。

根本を持っても曲がらない

ニラは変色のないモノを選ぶ

鮮度の良いニラはハリがあり根本から持ってもほとんど曲がりませんが、時間が経過するとふにゃふにゃしてきます。

葉先までハリがあり、ピンとしているニラは鮮度抜群といってもいいでしょう。

みなさんも買い物をするときは色、葉先、葉の幅をチェックしてニラを買うといいですよ。

ニラの選び方でよくある質問(FAQ)

ニラは葉の色が濃いほうがいいの?

はい、濃く鮮やかな緑色をしたニラは新鮮で、香りも強く風味が良いです。黄色くなっている葉や、黒ずみがあるものは鮮度が落ちているサインなので避けましょう。

ニラの葉がピンと張っているかは見たほうがいい?

重要なチェックポイントです。葉がピンとまっすぐ立っていて、しなびていないものは収穫から時間が経っていない証拠。特に葉先がクタッとしているものは、鮮度が落ちている可能性があります。

茎が太いニラは硬くて食べにくい?

茎が太いニラは硬くて食べにくい?

太さよりも「ハリと柔らかさのバランス」が大切です。極端に太い茎は筋っぽいことがありますが、ほどよく太くてみずみずしい茎は食感も良好です。根元の切り口が白くみずみずしいかもチェックしましょう。

カット済みニラと束のニラ、どっちがいいの?

鮮度重視なら束で売られているニラの方が断然おすすめです。カット済みのニラは香りや水分が飛びやすく、炒めたときの風味が落ちやすくなります。できるだけ使う直前にカットするのが理想です。

ニラは季節によって味が変わるの?

はい、特に春先に出回る「春ニラ」は葉がやわらかくて甘みがあり、香りもまろやかです。夏場のニラは香りが強く、炒め物に向いています。料理に合わせて旬のニラを選ぶのがおすすめです。

ニラの選び方まとめ

今回はおいしいニラの選び方について解説しました。ぜひ、スーパーでのニラ選びの参考にしてくださいね。

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はじめまして、tetsublog運営者のてつやです。
●八百屋歴10年目
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